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テセレーション展 かぞくであそぼう!しきつめアート・パズル

tessellation

テセレーション展について

『数学』×『アート』の世界を体験!
テセレーション展 かぞくであそぼう!しきつめアート・パズル


テセレーションとは、図形をピッタリ敷きつめることです。
今回は、当館の会場で9点のアート・パズルの作品を紹介します。中には実際に体験してもらえるものもご用意しています。
テセレーションデザインの一線で活躍する4名の作家による、アート・パズル作品を中心に、科学館内の壁や、地下科学展示室の床面を利用してパズルを自由に敷きつめて楽しむことができる展示を開催します。
特別展示として、板橋区に縁のある、美術家 野老朝雄氏のテセレーション作品を展示します。



▼開催期間|
2023年6月10日(土)〜7月2日(日)

▼開催時間|
9:00〜16:30

▼開催場所|
板橋区立教育科学館 全館

▼主催|
板橋区立教育科学館、日本テセレーションデザイン協会

展示内容

120 CHEQUERED SPHERE(POSITIVE) <br>122 CHEQUERED SPHERE(NEGATIVE)
【特別展示】
120 CHEQUERED SPHERE(POSITIVE)
122 CHEQUERED SPHERE(NEGATIVE)
美術家 野老朝雄氏の作品を展示 (東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のエンブレムを立体化)
T-Ball

T-Ball

表面に隙間なく模様が敷きつめられた不思議な球体
クリスタルな休日

クリスタルな休日

思わず見入ってしまうテセレーションの視点でとらえた動画
T3パズル

T3パズル

正三角形のピースを自由にぴったり敷きつめて自分だけのオリジナルデザインをつくろう!
なが~~く、歩けばムービー

なが~く、歩けばムービー

絵を描きながら目で追っていくと…
人が走っているように見える?
パニック動物園

パニック動物園

動物型のパズルをうまく枠の中に敷き詰めよう
ハットタイルパズル

ハットタイルパズル

ニューヨークタイムズでも紹介された新発見の図形がパズルで登場
五角形パズル

五角形パズル

五角形のピースを使った敷きつめパズル、全部クリアを目指そう
キンドラーとゴジベエ

キンドラーとゴジベエ

形の違う2種類のパズルをどこまで敷きつめられるかちょうせんしよう

作家紹介

荒木 義明
荒木 義明
1973年生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。専門は敷きつめ模様(テセレーション)の数理。1998年に日本テセレーションデザイン協会を設立し、国内外の教育機関と連携し敷きつめ模様に関する展示、ワークショップを企画運営。2003年〜2006年東京大学数理科学研究科客員助教授。著書『M.C.エッシャーと楽しむ算数・数学パズル』明治図書(2022)。
https://www.tessellation.jp/
中村 誠
中村 誠
1947年生。多摩美術大学デザイン科プロダクト専攻卒業。1992年HB GALLARYにて初個展。他に原美術館ARC企画展、ジャカルタ、ジョグジャカルタ等、個展多数。1998年エッシャー生誕100年ローマ会議招待講演。1998年ローマで荒木義明と出会い日本テセレーションデザイン協会設立。サイエンスアゴラや各地の科学館で展示活動継続中。
https://tessella.sakura.ne.jp/home.index.html
谷岡 一郎
谷岡 一郎
1956年生。慶應義塾大学法学部卒業、南カリフォルニア大学行政管理学修士課程修了、社会学部博士課程修了。大阪商業大学学長、学校法人谷岡学園理事長。専門は、犯罪学、ギャンブル社会学、社旗調査論。著書『エッシャーとペンローズ・タイル』PHP研究所、『データはウソをつく 科学的な社会調査の方法』筑摩書房、『図解ツキの法則』PHP研究所、『ラスヴェガス物語』PHP選書、他多数。T3パズル考案者。
杉本 晃久
杉本 晃久
1973年生。総合研究大学院大学数物科学研究科統計科学専攻修了。博士(学術)。専門は凸五角形をつかった敷きつめ。凸五角形の敷きつめ問題に取り組み、限定された条件下での解を示した。研究をもとにした敷きつめ模様の創作も行う。科学芸術研究所ISTA会員。受賞:形の科学会奨励賞。
https://tilingpackingcovering.web.fc2.com/
https://instagram.com/ast_tessellation/

【特別展示】作家

野老 朝雄
野老 朝雄
1969年東京生まれ。幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より 「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、美術・建築・デザインなど、分野の境界を跨ぐ活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいた定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている。主な作品に東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム、大名古屋ビルヂング下層部ガラスパターン、TOKOLO PATTERN MAGNETなど。2016年より東京大学工学部非常勤講師、2018年より東京大学教養学部非常勤講師を務める。
平本 知樹
平本 知樹
Spatial Designer / Architect 1987年生まれ、慶応義塾大学大学院(SFC)政策・メディア研究科エクスデザイン専攻修士課程修了。学生時代にFabLab Japanの発足に携わり、2015年にwipを設立。デジタル技術を駆使しプロダクトから空間デザインまでスケールを横断したデザインを行う。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、表彰台プロジェクトを手がけ、オリンピック開会式ではドローン演出3Dアニメーション制作にも加わった。書籍『3D Printing Handbook/オライリージャパン』の執筆やデザイン誌で連載などを行う。

テセレーションワークショップ

期間中の土日に、ワークショップを開催します。

くるくると回転する不思議な立体「カライドサイクル」をつくり、幾何学やリンク機構について体験を通して学びます。

講師:天童 智也 先生(日本テセレーションデザイン協会/カレイドサイクリスト)
*6/17,24,25は天童先生はお休みです。