どんどん寒くなり、冬が近づいてきたのを感じます。

すごく寒いところ!といえば想像するのが南極や北極。

ちょうど今月の10日(水)にはその南極に向けて、南極観測船「しらせ」が第63次南極観測隊を乗せて日本を出発しました。

実は、その南極観測にまつわる「あるもの」が科学館の裏にある公園で展示されています。

ビッグサイズ!

その「あるもの」がこちら!

南極観測船「ふじ」スクリュープロペラです!

体格のいいスタッフが横に立ってもわかるこの大きさ!

ふじは1965年から1983年の18年間はたらいた南極観測船です。
引退した現在は愛知県の名古屋港で保存・一般公開されています。

提供:国立極地研究所

ふじのスクリュープロペラは4枚で1セット。この羽がさらに4つもついたとても大きなものでした。

南極観測船は氷を割って進めるよう、スクリュープロペラをふくめ船全体ががんじょうに作られています。
それでも何度も修理が必要になってしまうほど、南極はきびしい世界です。

そんな修理のために作られた分のうち1枚を、国立極地研究所から板橋区に寄贈(きぞう)していただいたものが、今回紹介したスクリュープロペラです。

板橋と南極・北極

国立極地研究所は、日本で南極をはじめとした極地の研究をしている機関です。

かつては板橋区にありました。約40年間、南極などで得たデータやサンプルが板橋で研究されていたのです!

2009年に立川市へ移転し、それまで国立極地研究所があった場所につくられた公園には記念として本物の南極の石が置かれています。

板橋には、北極点へのチャレンジで有名な植村直己(うえむらなおみ)さんも住んでいたことがあります。

1978年に犬ぞりを使って、世界で初めて単独で北極点までたどり着きました。
北極点へのチャレンジ以外にも、さまざまな冒険(ぼうけん)で有名な方です。

板橋区には、植村さんの歩みや使った道具などを展示する植村冒険館があります。
※2021年11月現在は、12月中頃の移転リニューアルに向けて閉館中です。

これからが南極シーズン!?

実は板橋区、寒いところとけっこうゆかりが深いんです。

提供:国立極地研究所

現代では極地での活動も、さまざまな機関などがインターネットを通じて情報を発信してくれています。

国立極地研究所からは南極観測隊の様子も発信されていますし、ちょうど今月から板橋在住のプロ冒険家の方が人類初のルートで南極点へチャレンジしています。
遠い極地での実際の様子などを知るのにぴったりのタイミングですよ!

今もアツい(?)板橋と寒いところの関係、いろいろと学んでみるとより身近に感じることができるかも…?

担当:科学班

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