突然(とつぜん)ですがクイズです!写真に写っている物は何でしょう?

リトープス①

石でしょうか?でも、どこか違(ちが)うような…
実はコレ、「リトープス」という植物なのです!

リトープスってどんな植物?

リトープスは乾燥(かんそう)した地域に生息しています。サボテンやアロエと同じ多肉植物の仲間です。

乾燥地では動物たちも水分・食料を手に入れるのに必死。そんな彼らに食べられないよう、地中に体半分を埋(う)めて石に擬態(ぎたい)しています。

リトープス②

リトープスの体のほとんどは葉です。この特徴的な葉の内部、どんな構造なのか気になりませんか?さっそく、中を見ていきましょう!


リトープス④

この部分を切り取ったよ

リトープス③

右上が葉の上部、左下が葉の下部

写真は点線部の葉を縦に切ったものです。

葉の内側には、透明(とうめい)でぷるぷるとした葉肉が詰(つ)まっています。アロエのようですね。その周囲は緑色で、光合成に関わる葉緑体があります。

そして、上部がなんと半透明!この部分は「窓」とも言われます。

どうしてこんな形なの?

リトープスは体の半分以上が土の中。一般的な植物と同じ構造を取ると光が不足してしまいます。そこで不思議な葉の構造が大活躍(だいかつやく)します!

まず、半透明な窓から光をとりこみます。次に、葉肉の中を光が乱反射して、様々な方向に光が向かいます。こうすると、周囲の葉緑体(ようりょくたい)にまんべんなく光を届けられて、少しの光でも十分な光合成ができるのです!

こんな特徴を持つ植物は他にも存在します。

リトープス⑤

画像は同じく乾燥地帯に生息するハオルチアという植物です。外見も中身も変わっていますが、実は理にかなった構造をしているんです。


リトープスの成長期は10月~3月あたり。ちょうどこれからの季節がシーズンですね。植物園や大きな園芸店、多肉植物専門のお店で見ることができます。灰色や緑色以外にも、赤、オレンジ、紫など…多くの色が存在してとてもカラフルです。

育ち方や花のつき方など、リトープスにはまだまだ面白い特徴が沢山あります!気になった方は、ぜひ育てて確かめてみて下さいね!

担当:科学班

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