以前、Twitterの方で公開したイソギンチャクの写真は見ていただけましたか?

科学館にやってきたのはウメボシイソギンチャクという種類のイソギンチャクでした。
5か月近くたった今も元気に生きています。

さて、みなさんはイソギンチャクにどんなイメージを持っていますか?

岩にくっついている…?花のような姿…?などなど、まるで植物みたいですよね。

ということは、イソギンチャクは植物なのでしょうか…?

イソギンチャクは動物だ!

実は、植物ではありません。

イソギンチャクは刺胞(しほう)動物という仲間のれっきとした動物なのです。

わたしたちと同じように、移動したり何かを食べたりしてくらしています。

ちなみに、刺胞動物のなかまにはクラゲサンゴなどがいます。

今回はイソギンチャクがどんな生き物なのか、かんたんにお話していきましょう。

動く時はどんな時?

イソギンチャクの多くは岩の上や砂地にすんでいて、流れてくるエサを食べてくらしています。
ほとんどその場から動きません。

しかし、海には波があり、潮の向きがあります。まったくエサが流れてこない時もあるでしょう。

その場にずっといたらエサが食べられず、もしかしたら死んでしまうかもしれません。

そんな時は『足盤(そくばん)』を使い、エサをつかまえられそうなところへ移動します。

足盤はわたしたちでいうと足の役割をもっていますが、強い波がきても流されないよう岩や砂にぴったりくっつくのにも役立ちます。

あっぱれ!エサのつかまえ方

イソギンチャクがエサとして食べているのは、主に小さな魚やエビなどです。

しかし、すばやい魚などは一体どうやってつかまえるのでしょう…?

ここがイソギンチャクのおもしろいところ!

実は『触手(しょくしゅ)』を使ってつかまえます。

触手には、刺胞(しほう)とよばれる目に見えないとても小さな毒針があります。

エサとなる生き物が触手にさわると、毒針が発射されて当たった生き物の動きをにぶらせます。

その間に触手を使って、体の真上にある口まで器用にエサを運ぶのです。

科学館ではピンセットを使ってエサをあげています。
口の近くにエサを持っていくと…

矢印に注目!ゆっくり口に運びます

ちなみに、触手は身を守るときやケンカをするときにも使います。

イソギンチャクのケンカ…一体どんな感じなのでしょうか?

ちょっと見てみたいですね。

実はおもしろい生き物イソギンチャク。

科学館に来た時は、イソギンチャクの動きを見のがさないよう観察してみてくださいね!

担当:科学班

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