暑い夏につきものなのが、急にザーザーと降ってくる強い雨

短い時間にたくさんの雨が降ってくる強い雨は、自由研究として自分ではかってみるチャンスでもあります。
身近なものから雨量計となるものを探し、雨をはかってみましょう。

雨の量のふしぎ

雨の量をあらわす時は「降水量(こうすいりょう)」という用語を使います。

「1時間に20ミリの強い雨が降りました。」なんて表現、よくニュースなどで使われていますよね。
この“20ミリ”降水量です。

雨は水だし、水の量だからもちろん単位は「ミリリットル(ml)」…と思いがちですが、実はちがいます!

降水量の単位は「ミリメートル(mm)」です!
雨水がたまった時の、水の深さで表現されています。

かんたん雨量計ではかろう!

その名の通り雨の量をはかる道具が「雨量計」。

今回は水をいれることができる容器を、そのまま「かんたん雨量計」として活用します。

以下の条件をおさえて容器をえらびましょう。

身近にあるものだと、牛乳パックなべ・おおきめのカン容器・小さめのゴミ箱などでしょうか。

もうひとつ必要なものは「定規」。
ぬれてもいい素材のものをえらびましょう。

準備できたら、天気予報などを参考に雨が降ってくるのを待ちましょう。

雨が降ってきたら、屋根のない平らな場所にかんたん雨量計をおいてください。
風があるような時はひもを結ぶなど、飛んでいかないように注意してくださいね。

時間をはかりながら屋根の下などでかんたん雨量計を見守りつつ、30分や1時間など区切りのいい時間で回収!

かんたん雨量計にはいったままの雨水の深さを、定規を使ってはかればそれが「○○分当たりの降水量」です。

日付や時間とともに記録すれば、りっぱな降水量の観測記録のできあがりです。

容器の大きさと降水量

かんたん雨量計は条件を満たした形なら、よっぽど小さい容器でなければ使えます。
でも容器のサイズでたまる水の深さも変わってしまいそうですよね…。

そこで、大きさのちがう4つのかんたん雨量計を用意しました。
とある雨の日に、降水量をはかってみます。

1時間の降水量を定規ではかった結果がこちら!

すべて4mmですね。

つまり、かんたん雨量計にぴったりな容器の条件さえクリアしていれば、雨がたまる深さは容器の大きさで変わらないのです。

雨を調べるチャンス!

かんたん雨量計を使って雨をはかってみれば、ニュースなどで知る「○○ミリの雨」を実体験で感じることができます。

天気についての自由研究をする時に、降水量も記録してみるとより深みのある自由研究になるはずです。

実際に気象庁などが観測している降水量も考え方は同じですが、さらに厳密な条件のもとで計測されています。
気象庁の観測システム「アメダス」で使っている雨量計は、板橋区でつくられているそうですよ!

急な雨が多い夏に、ぜひ調べてみましょう。

担当:科学班

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