クマムシとは、緩歩(かんぽ)動物とよばれる生物のなかまです。

大きさが1mmもないとても小さな体で、4組8本の足を持っています。
水があるところならば海でも川でも陸上でも、全世界のいたるところにいる生物です。

最強の生物!?

陸上にいるクマムシのなかまは、まわりの水分がなくなると自ら体の水分を出してちぢみます。

ちぢんだ姿はその見た目から「樽(たる)」と呼ばれます。
この状態になると高い圧力超高温超低温でもたえることが可能!

になっているクマムシに水分をあげれば、復活して動き出せるスゴイ能力です。

この能力でどんな環境でも生き残ることができるため、「最強の生物」とも呼ばれています。

そんなスゴイ生物のクマムシですが、意外とカンタンに探し出すことができてしまいます。
今回は実際に身近なところで探したクマムシを見てみることにしましょう。

クマムシ探しと観察

まず、探すのはコケ
クマムシを見つけやすい、車通りが少ない道ばたや壁ぎわなどにあるコケがねらい目です。

※街中で採集などをするときは、車の通行などに注意しましょう

道ばたのコケ

見つけたコケをひとつまみ、紙の袋などにいれて持ち帰ります。
蒸れないようにと選んだ紙の袋には、日付と採集場所も忘れずメモ!

持ち帰ってきたコケを6cmほどのシャーレに入れ、コケにかぶるくらいの水を注いでおきます。
シャーレの代わりに透明なプラカップなどでもOK!

水を入れたら最低でも30分はそのまま放置して待ちましょう。

今回使った道具たち
シャーレに入ったコケ

しばらく待ったらシャーレからコケを取り出し、残った水を双眼実体顕微鏡でのぞいてみます。

もぞもぞと動いている小さなものを見つけたら、観察用のプレパラートにするためにスポイトで吸い出していきましょう。

より倍率の高い生物顕微鏡を使うと、小さなクマムシの姿もはっきりと観察することができます。

「最強の生物」なんて呼ばれるクマムシですが、意外と身近なところに生きているんです。
顕微鏡を使える機会があれば、クマムシたちを探してみるのも楽しいですよ!

担当:科学班


次のページに、おまけで撮影したクマムシの動画があります。
興味があればぜひどうぞ!

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