5月26日(水)は、「皆既月食(かいきげっしょく)、そして「スーパームーン」の日です。二つ合わせて「皆既月食スーパームーン」まるで、戦隊モノの名前のようですが、一体、この日に何が起きるのでしょう?

皆既月食とは

月食とは、満月が地球の影に入り、だんだんと欠けて見える現象のことで、月全体が地球の影に入る月食を特に「皆既月食」といいます。5月26日に起きるのが、この皆既月食です。夕方の18時37分ころに、月が昇り始め、だんだんと欠けていき、20時9分ごろに月全体が地球の影に入る「皆既食」が始まります。とはいえ、地球の影に入ってしまっても、月が全く見えなくなってしまうわけではありません。

皆既月食の月の位置

スーパームーンとは?

簡単に言ってしまえば「とても大きな満月」といったところでしょうか。「スーパームーン」という言葉は、天文学の正式な用語ではなく、はっきりとした定義はありませんが、1年のうちで一番大きく見える満月のことを「スーパームーン」と呼ぶことが多いようです。

大きく見えるといっても、月自体が大きくなっているわけではありません。月と地球の距離が近いほど大きく見えるのです。

満月の大きさと距離

月は地球の周りをまわっていますが、きれいな円ではなく、図のように、少しだけつぶれた楕円を描きながらまわっています。そのため、地球から月までの距離は、約35万km~約40万kmと変化します。

5月26日の満月は、地球から月までの距離が約35万7000kmと今年一番近く、今年一番大きく見えます。
そのため、今回見られる5月26日の満月「スーパームーン」なのです。

ちなみに、1年のうちで一番小さく見える月と比べると、スーパームーンは一回り大きくなりますが、実際の空で月を眺めて大きさの変化に気づくことは、難しいです。

月の大きさ比

このように、5月26日は、皆既月食スーパームーンが重なります。当日は、実際の空で「皆既月食スーパームーン」を楽しんでください!


(5月22日追記)

おうちでも観察できるように、観察シートを用意しました!ぜひ使ってみてくださいね。

当日、晴れますように。

(ちなみに、次回の皆既月食スーパームーンは2033年10月8日です。)

担当:天文班

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