星の名前をおぼえた時、どんな意味があるか、気になったことはありませんか?

しし座の1等星「レグルス」は、ラテン語で【小さな王】という意味。百獣の王にふさわしい名前ですね。

レグルスとしし座のイラスト

このように、夜空で目を引く星には、ギリシャ語やラテン語、アラビア語などで名前がつけられ、古くから親しまれてきました。これを“固有名(こゆうめい)”といいます。

その特徴は、見て納得できるものが多いこと。

狩人オリオンのわきの下で輝く「ベテルギウス」の意味が、本当に【わきの下】だったり(笑)、全天で一番明るい恒星「シリウス」の意味が【焼きこがすもの】だったりと、多くの人の共感を得られるものが現在まで残されたようです。

ベテルギウスとオリオン座のイラスト

その一方で、シリウスを「おおいぬ座α星」というように、ギリシャ文字で呼ぶこともあります。

17世紀にドイツのアマチュア天文家バイエルが考案したことから、これを“バイエル符号(ふごう)”または“バイエル名”といいます。

たいていの場合は、星座の中で明るい順に、α(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)…とギリシャ文字のアルファベットがつけられますが、中には例外もあり、たとえば、おおぐま座にある北斗七星は、ひしゃくの升(ます)の先から順に、アルファベットが割り振られています。

北斗七星とおおぐま座のイラスト

星の名前は他にも、番号で呼ぶ方法もあり、複数の名前を持っている星もあるのです。

シリウスの他の呼び名のイラスト

担当:天文班

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