教育科学館のある板橋区は、日本最大の平野「関東平野」の中にある地域です。

その名の通り平らな大地が広がる平野は、人間が生活するにとっても便利!

でも、平らとはいっても完全に真っ平!ではない地域もたくさんあります。

関東平野のただ中にあるここ板橋区も、意外と坂がいっぱい!?

教育科学館前交差点

今回は例として、教育科学館の横(西側)を通る道路「若木通り」を「教育科学館前」交差点からスタートして北に進んでみましょう。

歩いて坂を感じよう!

若木通りの経路順写真

スタートしてしばらくは平らな若木通りでしたが、4個目の信号(A)あたりから下り坂、5個目の信号(B)を越えると上り坂と、地形に高低差 が出てきます。

8個目の信号がある「若木小前」交差点(C)まで上るとしばらく緩やかな下り坂に。

11個目の信号があるその名も 「若木通り坂上」交差点(D)のあたりから先は急な下り坂が!

この坂を下りきると環八通りにつきあたる「若木三丁目」交差点(E)、今回はここでゴールです。

このルートの高低差をわかりやすく図にしてみました !

若木通りの標高断面図

5個目の信号のところが少しへこんでいますね。

若木小前」のあたりはスタート地点より少し高いのが図から読み取れます。

最後の「若木通り坂上」から「若木三丁目」の急な下り坂は、20m近くも高低差がありました!

板橋の坂と地形

板橋区では他にも高低差の大きな坂がいくつもあります。

都営三田線の「志村坂上」駅のあたりから中山道を下ると「坂下〇丁目」といったように、高低差が地名に表れているところもたくさん!

板橋区の地形をわかりやすく図にしてみると …

板橋区色別標高図

高い場所ほど赤っぽい色に、低い場所ほど青っぽい色に なっています。

真ん中から少し北(上)のあたりに、東西(左右)に伸びるはっきりとした色の境目がわかりますね。

この境目のあたりこそ、高さが急に変わって坂が多い場所なのです。

境目は特に西側(左側) でギザギザしていて複雑な地形になっています。

では赤い点線で示される今回のルートを拡大して見てみましょう。

若木通り色別標高図

5個目の信号あたりのへこみの正体は、ギザギザの境目が切れこんだ周りより少し低い谷でした。

若木小前」から「若木通り坂上」まではちょうどギザギザの境目を避けて道が続いています。

最後の「若木通り坂上」からの急な坂は、大きく高さが変わる境目の部分を下っていたのがよくわかりますね。

なぜこんな地形がつくられたのでしょうか?

板橋の地形の成り立ちは「板橋の大地その2」でお話しする予定ですので、お楽しみに…

担当:科学班


※標高データ・地図データは国土地理院の「地理院地図」を利用しています。

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